高配当だけど高リスク。ボクはあまり手の出しづらい銘柄の紹介です。

がん治療薬市場でトップ争いをしているのが、このブリストル・マイヤーズです。
開発したがん免疫治療薬のブロックバスター「オプジーボ」、経口凝固薬「エリキュース」が業績の2本柱。

オプジーボといえば2018年、本庶佑氏がノーベル医学・生理学賞を受賞したことをきっかけに脚光を浴びたことが記憶に新しいと思います。

2019年の頭では、バイオ大手のセルジーン買収を発表。8兆円という大型M&Aが成立しています。
これにより、統合後は世界売上が約320億ドルになり、
1230億ドルとされる世界のがん治療薬市場でトップを争う規模になりました。


と、ここまでの分析は実に華々しいのですが、実はこの医薬・医療セクターは1つだけ問題があります。
結論から言うと、それは成長余地の少なさです。

医薬・医療系の株価を見ると、どれも乱高下が非常に大きいことが分かります。
これは、成長余地のなさ故に様々な値下がりリスクが多いことが原因です(例えば、期待されてた研究が思うように進まない、研究結果がイマイチでポシャったなど)
なので、医療系の株を買うときはリスクをなるべく下げるべく、より割安なタイミングで買うことが重要になります。
無題
配当利回りは3.12%。
ここ2年ほどで右肩下がりなチャートをしているため、比較的割安な水準になっています。
今後の業績次第では株価爆上げも期待できる、ハイリスクハイリターンな株だと言えるかもしれません。

次に、PER,PBR,ROEを見ていきましょう。
  • PER 11.2倍
  • PBR 5.55倍
  • ROE 45.5%
なんのこっちゃよくわからないですよね。ボクもです。
割と割安なことを示してるぜ!って隣のパチスロ台に座ってるおっちゃんが言ってました。
ボクは多分買いません。

パチ屋からは以上です。